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「よかれ」が負担になることも
声かけや行動が逆効果になる場面
できること/できないこと
私自身と家族の話
このセンターで大切にしていること
ご家族のみでの相談について
ご家族・周囲の方へ
身近な人が パニック症や強い不安を抱えていると、
「何をしてあげるのが正解なのか」分からなくなることがあります。
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励ましたほうがいいのか、そっとしておくべきなのか。
頑張らせることが、本当に回復につながるのか。
迷ってしまうのは、あなたが無関心だからではありません。
大切に思っているからこそ、分からなくなるのは自然なこと
です。
このページでは、ご本人を責めることなく、周囲の方が
"関わり方"
を整理するための 視点をお伝えしています。
※正解を教えるページではありません。
※今できる関わり方を、一緒に確認するためのページです。
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「よかれ」が負担になることも
不安やパニック症を抱える身近な人を前にすると、つい「何かしなければ」と思ってしまいます。
外に連れ出したほうがいいのでは
気分転換させたほうがいいのでは
このままでは良くならないのでは
こうした行動や言葉は、
決して間違いではありません
。
ただ、状態やタイミングによっては、本人にとって「頑張らなければならない圧」になってしまうこともあります。
回復を妨げているのは、やる気や意志の弱さではなく、
すでに余裕がほとんど残っていない状態
である場合が多いのです。
大切なのは
"何を足すか"
ではなく、今、
何を増やさないほうがいいか
を知ることです。
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声かけや行動が逆効果になる場面
たとえば――
「大丈夫?」と何度も聞いてしまう
外に出たほうがいいと思って背中を押す
情報を集めて、対処法を提案する
これらはすべて、
心配しているからこそ出てくる行動
です。
でも、パニック症や強い不安の渦中では、
「選択肢が増えること」
「判断を求められること」
そのものが負担になる場面があります。
本人は、やる気がないわけでも、甘えているわけでもありません。
余裕が足りない状態に置かれているだけです。
声をかけること自体が悪いのではなく、
受け取る側に余裕がないとき、そのやさしさが重く伝わってしまう
ことがあります。
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できること/できないこと
周囲にできることは、思っているほど多くありません。
そして同時に、
無理にやらなくていいこと
も、はっきりしています。
ここでは、「こうすべき」という答えではなく、関わり方を軽くするための整理としてお伝えしています。
休んでいるのに戻らない。
寝ているのに軽くならない。
そんな状態が続くと、
休み方が足りないのではないか
と考えやすくなります。
「できること」
急がせない
判断を代わりにしない
普段どおりを心がける
「今日はどうする?」と選択を渡す
何か特別なことをしなくても、環境や関係性を大きく変えないことが、支えになる場面があります。
「できないこと」
正解を与える
励ましすぎる
他人と比べる
ゴールを決める
良かれと思って先回りしたり、「ここまでできれば大丈夫」と線を引くことは、本人にとっては負担になることがあります。
ここに書いてあるのは、守らなければならないルールではありません。
"できないことを、無理にやろうとしない"
それだけでも、関わり方は少し楽になります。
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私自身と家族の話
私自身、長い期間、パニック症やつらい症状を経験してきました。
妻に聞いてみると、「ずっと迷っていたと」と話してくれます。
どう声をかければいいのか。
何をしてあげるのが正解なのか。
そっとしておいたほうがいいのか、何か動いたほうがいいのか。
振り返ると、家族も
"支える側"
として、かなりの緊張と不安を抱えていたと思います。
良くしようとして調べ、励まし、背中を押し、それでも状況が変わらないと、今度は自分たちを責めてしまう。
その繰り返しの中で、家族もまた、疲れていったように思います。
今だから言えるのは、
あのとき家族が迷っていたこと自体が、間違いではなかった
ということです。
分からない中で、それでも関わろうとしていた。
それだけで、十分だったのだと思います。
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このセンターで大切にしていること
このセンターは、何かを決めたり、答えを出したりすることを急がせる場所ではありません。
「どうしたらいいか分からない」
その状態を、
無理に何とかしようとしないこと
を大切にしています。
ご本人の話も、ご家族の気持ちも、一度ここに置いてみる。
良い・悪いを分けたり、先の道筋を急いで決めたりせず、今、何が重なっているのかを静かに見ていく場所です。
ここでは、誰かの代わりに決めることはしません。
ただ、話を整理していく中で、「今は、これくらいでいいのかもしれない」
そんな感覚が、ご本人の中に自然と戻っていくことがあります。
このセンターは、長くつながり続けることを目的にはしていません。
必要なときに、少し立ち止まる場所として使ってもらい、また日常に戻っていく。
そのくらいの距離感を、大切にしています。
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ご家族のみでの相談について
このセンターでは、ご家族・周囲の方のみでのご相談もお受けしています。
ご本人をどうにかするための場ではなく、関わり方や今の状況を、一度整理する時間として使っていただくためのものです。
無理に結論を出したり、次の行動を決める必要はありません。
お話しする中で、
「今は、ここまででいいのかもしれない」
そんな感覚を持ち帰っていただければ十分です。
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現在は、LINE公式アカウントからのご案内を窓口としています。
ご家族のみでのご相談をご希望の場合も、まずはLINEにご登録ください。
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