運営者について

ただ経験や肩書きを伝えるためのページではありません。
これまで、どんなふうに向き合ってきたのか――その背景をまとめています。
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ノートや筆記用具が静かに置かれた、考えを整理する時間を象徴した水彩画風のイラスト
ノートや筆記用具が静かに置かれた、考えを整理する時間を象徴した水彩画風のイラスト
このページは、ただ経歴や肩書きを紹介するためのものではありません。
「どんな資格を持っているか」
「どんな実績があるか」
そうした情報よりも、これまで、どんなふうに向き合ってきたのかを残すために作っています。
パニック症や強い不安に関わる中で、正解が分からず、立ち止まったり、迷ったりする場面を何度も見てきました。

私自身も、その渦中にいた一人です。
このプロフィールでは、特別な方法や答えは書いていません。
ただ、どんな経験を通って、今の関わり方に落ち着いたのか...
その流れだけを、整理しています。

必要なところだけ、拾い読みしていただいても構いません。
読み終えたあとに、"この人なら、話が通じそう"
そう感じてもらえたら、それで十分です。
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私自身の経験について

ノートや書類が並ぶ静かな机の上を、水彩画風で描いた、経験を振り返る時間を象徴するイラスト
ノートや書類が並ぶ静かな机の上を、水彩画風で描いた、経験を振り返る時間を象徴するイラスト
私自身も、長い間、パニック症とつらい症状を抱えていました。
当時の私は、「何とかしなければ」という気持ちが強く、できることを探しては、次々に足していくような過ごし方をしていました。
情報を集め、対処を考え、少しでも不安が減りそうなものを取り入れる。
その一つひとつは、前向きな行動だったと思います。

ただ、いつの間にか、予定を立てるときや人と会うときに、
「その日の体調はどうだろう」
「途中で苦しくなったらどうしよう」
そんなことを先に考えるようになっていました。
生活の判断基準が、自分の意思や都合ではなく、不安や体調のほうに寄っていった感覚です。

良くなろうとして動いているはずなのに、気づけば、できることは増えるどころか、日常そのものが少しずつ窮屈になっていました。

当時は、それが "必要な努力" だと信じていました。
立ち止まることや、何かを減らすことのほうが、怖かったのだと思います。

今振り返ると、良くなろうとするほど、自分にかかる負荷を積み上げていた時期だったと感じています。

この経験が、今、誰かと向き合うときに、無理に進めたり、急がせたりしない姿勢につながっています。 

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転機になった出来事

少年サッカーのフィールドを水彩画風で描いた、役割や環境の変化を象徴する静かなイメージイラスト
少年サッカーのフィールドを水彩画風で描いた、役割や環境の変化を象徴する静かなイメージイラスト
今振り返ると、自分の状態が変わり始めたきっかけは、「良くしよう」と思って起きた出来事ではありませんでした。
あらゆる手を尽くし切り、気力も体力も、かなりすり減っていた頃のことです。
ある時、ご縁があって、息子が所属していた少年サッカーのコーチを引き受けることになりました。

当時は、それが自分の状態にどう影響するかなど、考えてもいなかったと思います。

ただ、決まった時間に外に出ること。
身体を動かすこと。
子どもたちや保護者との関わりの中で、自分の不安や体調を主語にしない時間が、少しずつ増えていきました。

結果として、今思えば、改善に向かう条件がいくつも偶然に重なっていたのだと思います。
ただその時点では、「良くなっている」という実感すら、はっきりとはありませんでした。

あとから振り返って、「あの時、何が起きていたのか」を整理していく中で、環境や役割が変わることが、人の状態に与える影響の大きさに、少しずつ気づいていきました。

この偶然に起きた変化を、一過性で終わらせず、意味のある流れとして扱えるようにしていくこと。
それが、今、私が大切にしている視点につながっています。

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回復期に起きていた変化

日常の重心が静かに戻っていく様子を象徴した、水彩画風の穏やかなリビング空間のイラスト
日常の重心が静かに戻っていく様子を象徴した、水彩画風の穏やかなリビング空間のイラスト
振り返ってみると、回復期と呼べる時期に起きていたのは、「できるようになったことが増えた、戻った」という変化ではありませんでした。
むしろ、生活の中で、不安や体調が占める割合が少しずつ下がっていった、という感覚に近いと思います。
以前は、一日の予定を立てるたびに、体調や不安を基準に考えていました。

でもこの頃から、「今日はどうなるか」を先に決めようとせず、目の前の役割や時間を、そのまま過ごす場面が少しずつ増えていきました。
不安がゼロになったわけでも、症状が完全になくなったわけでもありません。
ただ、それらが生活の中心から外れ、主役ではなくなっていった、そんな変化でした。

気づけば、できるか・できないかを常に判断し続ける状態から、少し距離が取れるようになっていました。

回復は、何かを達成した結果というより、日常の重心が戻ってきた結果だったのだと思います。

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家族から見えていた景色

海辺を歩く家族の後ろ姿を遠くから描いた、明るく静かな水彩画風のイラスト
海辺を歩く家族の後ろ姿を遠くから描いた、明るく静かな水彩画風のイラスト
あとから聞いた話ですが、当時の私の家族も、どう関わればいいのか分からない時間を長く過ごしていたそうです。
声をかけたほうがいいのか、そっとしておくほうがいいのか。
何かを勧めるべきなのか、何もしないほうがいいのか。
どの選択も、「間違えたくない」という思いから出ていたものだったと思います。

家族にとって一番つらかったのは、何をしても、それが助けになっているのかどうか分からなかったことだったようです。

良かれと思って動いても、正解かどうかは分からない。
何もしなくても、それでいいのか分からない。
そんな状態の中で、家族もまた、迷いながら日常を続けていました。

このページを読んでくださっている方の中にも、似た感覚を抱えている方がいるかもしれません。

それは、関わり方が間違っていたからではなく、分からない状況に立たされている...
それ自体が、とても負荷の大きいことだからです。
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資格・経歴について

このページでは、資格や経歴を主にお伝えすることはしていません。
ただ、関わる立場として気になる方もいらっしゃると思うので、参考情報として、下にまとめています。
加藤 陽一 (かとうよういち)
資格・経歴
  • 整体師(施術歴 約20年)
  • 上級心理カウンセラー
  • B-BRAINインストラクター
  • 健康経営アドバイザー(東京商工会議所認定)
  • 講演講師実績 多数 (教育委員会・企業など)
  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
拙著
パニック障害からの解放
うつや自律神経失調症の体験と回復の視点をまとめた著書『うつ・自律神経失調症 なぜあなたに起こっているのか』の書影
うつや自律神経失調症の体験と回復の視点をまとめた著書『うつ・自律神経失調症 なぜあなたに起こっているのか』の書影
うつ・自律神経失調症 なぜあなたに起こっているのか
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必要な方へ

ここまで読んで、「少し話してみたい」「状況を整理する手伝いがあれば助かる」と感じた方へ。
このセンターでは、無理に前向きになることや、結論を出すことを求めていません。

ご本人だけでなく、ご家族・周囲の方からのご相談も受けています。
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その段階のままで大丈夫です。

まずは、LINEからご連絡ください。
状況を簡単にうかがったうえで、必要な案内だけをお送りします。
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